2026/05/14 福祉行政学科

1年生必修科目「福祉行政入門」で警察官による特別講義を実施

福祉行政学科1年生の必修科目「福祉行政入門」では、4月30日(木)2限、将来の進路選択の一助として公安職への理解を深めるため、宮城県警察の方々をお招きしました。講義は二部構成で行われ、前半は学生生活における防犯、後半は警察職のキャリア紹介についてお話しいただきました。

学生を犯罪被害から守るために

前半は、宮城県警察本部生活安全部生活安全企画課犯罪抑止指導官の方から、「学生の犯罪被害防止」をテーマに、空き巣対策や巧妙化する特殊詐欺の実態など、学生が特に注意すべき犯罪について解説がありました。特殊詐欺については、警察庁が推奨する「特殊詐欺対策アプリ」によるブロック機能の紹介や、サポート詐欺?架空料金請求詐欺の具体例が示されました。
また、学生が犯罪の「加害者」にならないための注意喚起として、深刻な現状が語られました。近年、特殊詐欺で検挙される「受け子」の4人に1人が少年であるという実態があり、安易な気持ちで応募した「闇バイト」が重大な犯罪加担につながる危険性が強調されました。さらに、携帯電話の不正転売勧誘や、法律?条例違反となる客引きアルバイトなど、学生生活の身近なところに潜むリスクについても具体的な事例を挙げて説明があり、注意を促しました。
学生たちは、自らが被害に遭わないことだけでなく、予期せず加害者になってしまわないための判断力を養う老虎机游戏性を学びました。

公安職のキャリア紹介

後半のキャリア紹介では、まず、宮城県警察本部警務部警務課採用係の方から、「公安職キャリア紹介」として、宮城県警察の概要や警察官?警察職員の仕事の魅力について詳しくご紹介いただきました。
警察学校での初任教育を終えた後、地域に密着した交番勤務を経て、生活安全部門などの各専門部署を歩んでこられた経験談が語られました。一口に警察官と言っても、DV?ストーカー対策やサイバー犯罪捜査、行方不明者の捜索といった多岐にわたる現場があることが紹介され、地域?生活安全?刑事?交通?警備といった専門フィールドがあることが解説されました。学生たちは、自身の適性や関心に合わせて様々な専門性を発揮できるキャリアパスの多様性について、真剣な眼差しで聞き入っていました。
また、今回は警察官だけでなく、予算?広報?人事などを通じて組織を支える「警察職員」の業務についても触れられました。
さらに、昨今の働き方の変化として、「男性職員の育休取得率の向上」や、充実した福利厚生、昇任制度など、職業としての安定性とやりがいについても説明があり、「警察官という職業を選択肢の一つとして考えてほしい」という熱いメッセージをいただきました。

講義の締めくくりには、約一年前に本学科を卒業し、宮城県警で働く先輩が、凛々しい制服姿で登壇しました。同じ教室で学んだ先輩の姿に、1年生からは憧れのまなざしが向けられました。先輩からは、警察学校での生活やその後の交番勤務について、実体験に基づいたお話がありました。